特集について

2019.05.25

伊豆食べる通信2019年4月号「丹那牛乳」

伊豆食べる通信2019年4月号「丹那牛乳」

標高約230 m に位置する小さな盆地「丹那盆地」。もともとは水が豊富な地域であり、古くはワサビ栽培や稲作で栄えていたが、国鉄のトンネル工事で豊富な湧き水が枯れてしまった。しかし、田畑のたい肥を目的に古くから牛が飼われていた文化が少しずつ広がり、この土地は現在、静岡県内でも有数の酪農地帯に変容を遂げている。

百数十軒あったという酪農家も現在では10軒ほどに減少してしまっているのが丹那牛乳の悩みの1つでもあるというが、今回特集した片野さんは数少ない若手生産者の1人として丹那牛乳のこれからを支えていく存在である。

「作業を正確に繰り返すことで、微妙な変化が初めて分かるんです。」と。言葉を話さない牛たちの気持ちを汲み取るのは、『カウシグナル』といわれる牛たちの微妙な変化を発見すること。目の輝きや毛づや、触れたときの感覚や体温の変化など牛たちのストレスは全て、体調に現れる。そのストレスのシグナルを受け取れるかどうか。

毎日真摯に正確に、同じ作業を続けること。このひたむきさこそが地域で絶対的な信頼と人気を勝ち得た『丹那牛乳』を支える秘訣なのではないだろうか。

片野牧場の牛舎

人工授精を行っている真剣なまなざし

搾乳の様子。朝と夕方に行われる。

美味しい丹那牛乳ができる工程

牛乳をパックに詰めている

美味しい丹那牛乳の完成

丹那牛乳を楽しむ

ご協力:酪農王国オラッチェ

「酪農を愛し、自然を守り、大地をはぐくむ人たちが住む小さな王国。」をコンセプトに丹那牛乳と隣り合わせにあるのが、酪農王国「オラッチェ」。乳しぼり体験やバター作り体験、動物とふれあえたり、丹那牛乳製品などのお買い物など酪農の体験が楽しめます。レストランでは、丹那牛乳から作られたクリームやチーズを使ったスパゲッティ、丹那牛乳の「乳の粉」を食べて育ったハコブタを使ったメニューがあり人気があります。

【酪農王国オラッチェ営業案内】
【住所】〒419-0105 静岡県田方郡函南町丹那349-1
【電話番号】TEL. 055-974-4192(代)
4月~9月:9時~17時30分
10月~3月:9時~17時
入場無料 / 年中無休 / 駐車場無料 / 場内バリアフリー

酪農王国オラッチェのホームページはこちら

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