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2018.10.26

伊豆食べる通信2018年10月号「原木椎茸」

伊豆食べる通信2018年10月号「原木椎茸」

静岡県はその生しいたけ(原木栽培)の生産量は5年連続第一位となっている。その静岡県内でも特に伊豆半島は名産地として知られ、量とともに味も非常に定評がある。

そもそも八百屋さんやスーパーの店先で売られているものを見れば分かる通り、生しいたけと乾しいたけがある。簡単に見た目で区別できるその違いの他に、しっかりと表記を見てみれば菌床栽培と原木栽培があることがわかる。知っている人には常識だが、知らない人は全く知らない。

菌床栽培とはオガクズなどの木材に米糠などを混ぜた菌床を作り、そこにしいたけ菌を植える栽培方法。簡単に言えば、人工で栽培環境を作っている。一年中いつでも出荷できるメリットがある。対して、原木栽培とは秋、10月から11月に山にある天然の木を切り出す。そこからが原木しいたけ栽培の重労働が始まる。

今回取材した鈴木昌弥さんは現在40歳。原木しいたけ農家としては若い。3年前まで市役所に勤務していたが、一念発起。四代続いている家業の原木しいたけ農家を継ぐことにした。組織での職を捨て、山に独りで籠もりながら、淡々と進める生業を選んだ。長い年月をかけて育まれ循環する大きな森の生態系と、その逆に小さな菌糸を同時に相手にすることは人間相手ではなくなったものの、自然という大きな枠組みのなかで仕事をしている。

原木椎茸に楽しんで向き合っている鈴木さんの原木椎茸をご堪能下さい。

ボダ木を作るために、水に漬ける。

ボダ木を丁寧に並べてる作業

椎茸菌がうまく広がってきた様子。白いのが椎茸菌。

山を借り切り、椎茸の露地栽培を行う。斜面一面のボタ木と圧巻の景色

しいたけの里では椎茸狩りもできる。

鈴木さんが育てた原木椎茸

鈴木さんの原木椎茸を楽しむ

ご協力:伏見食品富士山餃子 沼津店

中国出身の奥様が作る、ふじやま和牛と国産豚の合挽き肉に地元の食材を使った餃子が人気。鈴木さんの育てた干し椎茸と生椎茸を存分に使った「伊豆半島ジオパーク ダブルしいたけ餃子」は香り、食感と椎茸のいいとこどりを楽しめる逸品です。

〒410-0056 静岡県沼津市高島町24-14
営業時間:8:00~20:00
定休日:日曜日
TEL:055-955-8559
※テイクアウトもできます!!

伏見食品富士山餃子 沼津店さんのFacebookページはこちら

鈴木さんの原木椎茸を食べてみたい、行ってみたい

「しいたけの里」

修善寺の原木椎茸が気軽に楽しめるのが「しいたけの里」。鈴木さんをはじめ、地元のしいたけ農家さんが協力して、ハウスで原木椎茸を育てていて、椎茸狩りとバーベキューを楽しむことができます。もぎたての原木椎茸の石附をとって、椎茸の傘をひっくり返して炭火で焼きます。椎茸の傘に汁が溜まってきたら、食べごろの合図。肉厚でジューシーな原木椎茸をその場で食べられる幸せを味わうことができるのはここだけです。

バーベキューのセットは、椎茸のお味噌汁、椎茸ご飯がついてきて、椎茸三昧です。

しいたけの里
〒410-2403 静岡県伊豆市年川785-1
営業時間:9:30~15:00
定休日:水曜日
TEL:0558-72-8484
ホームページはこちら http://www.office-web.jp/shiitakenosato/pc/index.html

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